お得に発電するために

雨の少ない香川は太陽光発電に適する

満濃池という小さめの湖ともいえるため池が香川にあることはあまりにも有名である。
空海が諸国を遊行して回り、降水量の少ない香川にため池を造成した。
その水を農業用水や生活用水に供したことで、ここに住む人たちは日照りと飢えから救われたのである。
雨の少ない土地は、確かに昔ならば生活に不便であった。
しかし、その後は塩田が造成され、日照時間の長さを活用して塩作りが盛んになり、他の地方にはまねのできない産業として発展した。
再生可能エネルギーが注目され始めた今、瀬戸内式気候で夏の雨を四国山脈に遮られ冬の雪を中国山地に遮られるのこの地方は、今度は太陽光発電の立地条件がそろった恵まれた所として注目を集めている。
しかし、発電するための太陽光パネルの設置に必要な広い土地の確保が課題となってくる。
昔盛んだった塩田の後には工場が立ち並び、狭い平野には人々が多く暮らしているのである。
そこで考えていきたいことは、波静かな瀬戸内海の浅瀬である。
平安時代、九州の大宰府に向かう防人達は大阪の港から船で九州に行ったという。
波静かであるために陸路より安全だったからである。
人のすまない無人島も数多くあるということであるから、それも活用して瀬戸内海に太陽光パネルを設置してみたらどうであろうか。
また、数え切れないほど行き来する船舶の甲板や屋根に太陽光パネルを設置するのも有効な方法といえないだろうか。
今まで日にさらされじりじりと暑かった屋根や甲板がパネルに日を遮られて陰を作り一石二長とも言えるのではないだろうか。
雨の少ない香川は太陽光発電に適している。